
こんにちは。昨年同様Advent Calendarの最後を務めることになりましたVPoEの大久保です。今年の当社のAdvent Calendarも面白い記事がたくさんありますので、まだ読まれていない方はぜひ見ていただけると幸いです。
今年のDMMも数多くのチャレンジをしてきました。昨年のDMM TVのような大きなサービスをリリースしたというよりも、この先に繋がるような施策を行うことが多く、来年以降にこれがよかったと言えるような日が来ればいいなと考えています。
一方で、ChatGPTに代表される対話型のAIチャットサービスの登場によって、世の中が大きく変わるかもしれないという可能性を感じた方が、多くいるかと思います。今回のタイトルである「エンジニアが何故マネジメントを難しいと感じるのか」も恐らく何かしらの回答を得られるだろうなとは思いつつも、ひとまずは私の考えを書いていきたいと思います。
求められる能力の違い
エンジニアになろうと思いエンジニアになった方々が、成功も失敗も重ねたうえでさまざまな要素はありつつも、成功する可能性が高いだろうと判断されマネジメントすることを求められることがほとんどだと思います。もちろんチャレンジしたくてマネジメントに進む場合もありますが、大抵のケースは成功する可能性が高そうだからと判断されて打診されることがほとんどでしょう。
エンジニアになってコードを書くことの楽しさや難しさを感じている方であればあるほど、まだまだ書いていたいと思うでしょうし私も同じでした。それを受けるか受けないかはその人次第なところもありましたし、引き受けたとしてもまず異なるところは、コードは書いた通り にしか動かないし書いてある以上のことはやってくれないのに対して、人はその通りにはいかない ということに尽きるかと思います。
また過去の経験は重要ではあるものの、過去の成功(もしかしたら失敗も、かもしれません)を信じて同じ通りにマネジメントしたところで同じ人ではありませんし、仮に同じ人だったとしてもその方もさまざまなキャリアを積んだという時間的な推移もあってからの話になるので、ある意味では同じ人にはなりません。つまり都度異なるマネジメントを求められることになるため、今までのエンジニアでやってきた書いた通りから、やった通りでも同じ結論に至らない という状況になることに、困惑することが多いのではないかと思います。
上記のような「求められる能力の違い」、これ以外にもエンジニアとマネジメントに関してはさまざまな違いがあります。
※マネジメントに関してはエンジニアとは書きましたが、エンジニア以外も当てはまるので、置き換えてみるといいかもしれませんね。
技術的な専門知識を求められていたところからの、リーダーシップやコミュニケーション能力、プロジェクトの管理能力やメンバーのキャリアプランに基づく提案など、元々求められていた能力ではない能力 を求められます。
エンジニアを目指して学んでいた方からすると、ある日突然違う能力を求められるのは違和感を覚えると思いますし、やっぱりコードを書いていたいと思ってしまうのは仕方がない反面、チームとしての成果と一人での成果を比較すると、マネジメントの必要性 は避けて通れないと感じるのではないでしょうか。
マネジメントは、元々のエンジニアとはだいぶ異なることを求められますが、いずれにしても可能性を感じてもらえたから新たな役割を求められたということには変わりないと思うので、これからマネジメントをする方も、今もマネジメントしている方も、常に変化を意識して変化し続ける マネジメントをしていってほしいと思います。
また、もしかしたら今もそう思っている方もいるかもしれませんが、マネジメントは「管理者」と訳される方も多いかと思います。しかし、実際にはマネジメントは「よろしくやる方」です。どんな困難な局面においても、チームのメンバーの特徴を意識して管理するのではなく、その特徴を活かした成果を出せる ように、よろしくやるようにマネジメントしていきましょう。
ありがとうございました。