構造で読みとき、感情で語る PdMプロダクトナイト【DMM/グッドパッチ/サイバーエージェント】

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はじめに

こんにちは。

DMM.comのPM横断組織アルファ室でプロダクトマネージャーをしている渡邊です。

「優れたプロダクトは、なぜ”好き”になってしまうのか?」

この問いに対してPdMの視点からプロダクトの戦略や思想を構造的に読み解き、最後に偏愛を語る。

ロジックと感情の両方からプロダクトに向き合い、プロダクトづくりの原点に立ち返る夜会を 株式会社サイバーエージェント、株式会社グッドパッチ、合同会社DMM.comの3社による、プロダクトマネージャー限定合同イベントとして開催いたしました。

本記事では、当日の登壇者によるLT(ライトニングトーク)の内容を中心に、 それぞれのPdMが語るプロダクトの読み解き方をダイジェストでお届けします。

本イベントについて

AIや生成技術の進化により、プロダクトの作り方は急速に変化しています。 それでも変わらないのは、 「どんな価値をつくりたいのか」という意思と思想。

今回のイベントでは、 「プロダクトを構造的に“分析”し、最後に“偏愛”を語る」というユニークなテーマのもと、 他社のプロダクトを題材に、CPOの視点で市場環境・解決すべき課題・提供価値・グロース戦略を構造的に読み解きます。 後半では、ロジックを越え、「ここが好きだ」「この設計に痺れた」「自分ならこうつくりたい」といった想いをそれぞれの言葉で言語化していきます。

日々の業務に向き合う中で言語化しきれない

  • なぜこのプロダクトは優れているのか
  • なぜこのプロダクトは使っていて楽しいのか

といった問いに対して、客観的な分析と主観的な想いの両面から語り尽す場となりました。

当日のプログラム

当日のプログラムは以下の通りです。

  • オープニング
  • Lightning Talk(3社)
  • 懇親会

それぞれのPdMが語ったプロダクトの読み解き方

今回のLightning Talkでは、3社から1名ずつPdMが登壇し、 それぞれが他社プロダクトを題材に、構造分析を行いました。 具体的なプロダクト名や詳細はここでは触れませんが、 それぞれのPdMがどのような視点でプロダクトを読み解いたのか、その思考の一部を紹介します。

“好き”から始まるプロダクト分析

大西絢子さん(株式会社サイバーエージェント/プロダクトマネージャー)

一人目の登壇者は自分自身が日常的に使っていて好きなプロダクトを題材に分析。

単なる感想ではなく、

  • なぜこのプロダクトが好きなのか
  • どの体験がユーザーの価値になっているのか

を分解しながら、1ユーザー、そしてプロダクトマネージャーとして、 自分ならどんな機能をつくるか?という視点で約25本もの施策アイデアを検討されていました。

個人的な「好き」という感情から出発しながらも、 それをプロダクト改善の仮説にまで落とし込む思考プロセスが印象的なセッションでした。

UX視点から読み解く、プロダクトの独自性

五十棲 凌賀さん(株式会社グッドパッチ/プロダクトマネージャー)

2人目の登壇者は、UXの視点からプロダクトを分析。

セッションでは、実際にプロダクトの画面を投影し、操作しながら 市場環境やユーザー心理に沿って、どのように価値が設計されているのかを紐つきつつ

  • なぜこのプロダクトはブルーオーシャンを築けたのか
  • どのUXが唯一の独自性になっているのか

を構造的に読み解いていきました。

さらに、 「もし自社サービスとタッグを組んだらどうなるか?」 という視点から、プロダクトの現在の価値だけでなく、未来の可能性まで拡張した登壇が印象的でした。

AI時代のポジショニング戦略

青井 裕紀さん(合同会社DMM.com /プロダクトマネージャー)

3人目の登壇者は、プロダクト戦略の観点から分析。

AIサービスが急増するAI大混雑時代の中で、

  • どこにポジションを取るのか
  • 何を捨て、何に極振りするのか

という視点からプロダクトを読み解きました。

特に印象的だったのは、 「あえて一点に極振りすることで、圧倒的なポジショニングを作る」という戦略の考え方。 機能を広げるのではなく、 何に集中するかを決めることがプロダクトの価値を作るという視点が共有されました。

LT後の懇親会では参加者同士がそれぞれの価値観を持ち寄り、 プロダクトについて深く語り合う時間となりました。

さいごに

今回のイベントを通して、 ロジックで構造を捉え、偏愛で価値を語ることで、 プロダクトをつくることの楽しさと難しさの両方にあらためて向き合うことができました。

構造的に理解することと、 「なぜ好きなのか」を言語化すること。 その両方を行き来することで、プロダクトの見え方が大きく変わると感じています。

参加いただいた方々からも、

  • ロジックだけでなく、感情や価値観に触れることでプロダクトをより立体的に理解できた
  • 他社のプロダクトを議題にすることでよりフラットで本質的な視点を知れた
  • 各社のPdMの視点やスタンスの違いを楽しめた

というような声が寄せられました。

同じテーマであっても、視点や異なる思考プロセスに触れることで、 新たな気づきが生まれるイベントになっていたら嬉しく思います。

次回開催も企画中

引き続きDMM.comでは、株式会社サイバーエージェント様、株式会社グッドパッチ様と連携しながら、PdMの実践知を共有し合う場づくりを継続的に取り組んでいきます。

ご興味のある方は、ぜひ次回の開催情報もチェックしてみてください。

また、DMM.com アルファ室ではプロダクトを横断して全社最適を推進するPdMを募集しています。

本イベントで扱ったような

  • プロダクトを構造的に捉える力
  • ユーザー価値や体験を言語化する力
  • 事業や組織を横断して意思決定を推進する力

を発揮しながら、一緒にプロダクトづくりに向き合ってみませんか?

少しでもご興味をお持ちいただけましたら、まずはカジュアル面談にて気軽にお話しできると嬉しいです。

dmm-corp.com