
はじめに
こんにちは。DMM.com 技術広報です。
この記事では、2026年6月に開催されたアジャイル・スクラム実践者のためのイベント「スクラムフェス金沢2026」へのスポンサー活動を紹介します。ブースでの交流や印象に残ったセッションを通じて、オフラインの「場」が生み出す価値を振り返ります。
今年もシルバースポンサーとして参加
私たちは事業活動の一環として、技術コミュニティを応援する取り組みを続けています。スクラムフェス金沢は通算3回目の開催ですが、私たち DMM.com はそのコンセプトに共感し、スポンサーとして初回から応援し続けています。
スクラムフェス金沢のコンセプト
スクラムフェス金沢 公式サイト*1では、スクラムフェス金沢2026について「アジャイルコミュニティの祭典」と紹介されています。 「金沢にアジャイル開発・スクラムの実践者や、これから実践しようとしている人たちが集い、対話し、つながる場をつくります。」というコンセプトのイベントとなっています。 昨年に引き続き、DMM.com はシルバースポンサーとしてブースを出展しました。
昨年の出展経験を踏まえ、今年はスクラムフェス金沢にご参加いただいた皆さまとの交流を深めたくブースの設計を見直し、会話のきっかけとなるようなイーゼルパッドも設置してみました。

会話のテーマとしては、 DMM.com のクリエイター組織全体に掲げられた Tech Value と呼ばれる、4+1のキーワードを掲示し、参加者の皆さまが共感したり気になったりするものにシールを貼っていただきお話しする、という形式にしてみました。 さまざまな解釈や関心が寄せられ、私たちにとってもハッとするようなコメントや質問、新たな気づきが多かったです。
また、前回は平面的なブースレイアウトであったため賑やかさが足りませんでした。 そのため、今年は「もう少し立体的に」とスタンドバナーを持ってきましたが、ちょっと大きすぎたかも。反省。運営の皆さまからは「ゴールドスポンサーにしたらちょうどいい大きさですよ!」とお声がけいただきました(検討いたします!)
ブースでの交流
ブースにはさまざまな参加者の皆さまにお越しいただきましたが、特に印象的だったのは、ブースメンバーと直前にランチをご一緒した学生参加者の皆さまが、ブースにも立ち寄ってくださったことです。 偶然の立ち寄りではなく、セッションや非公式の場所での会話をきっかけに、また話に来てくださったことがとても嬉しかったです。
今年は弊社から1名が登壇*2しました。登壇後の発表者に感想を伝えに来ていただくなど、ブースがセッションをきっかけとした交流の場になっていたのも嬉しかったです。
ブースにお越しいただいたすべての皆さま、ありがとうございました!
また、ブース同士の交流もさせていただきました。ご挨拶すると、皆さん気さくにお話ししてくださって、お互いのノベルティを交換したり、実際にブースでご紹介いただく場面もありました。
同じ北陸企業同士のつながりもあらためて確認させていただけたりと、今後の連携や企画のアイデアにつながるきっかけとなりました。



印象に残ったセッション
今回はブースに常駐していたためセッションやワークショップにはほとんど参加できなかったのですが、その中でも気になったものをピックアップさせていただきます。
Keynote
まず、会全体を貫くメッセージとも言えるキーノートです。今回は地方コミュニティの運営活動をテーマに「ふぁらお加藤さん」「じんぐるさん」のお二人による発表でした。
興味深い話だらけでどこかひとつ切り出すのも難しいのですが、あえて絞ると「リモートワーク以降、オフラインイベントの価値が高まった」と「いつもある場」という話にグッときました。
働き方が多様になり、人間関係のあり方も変わった結果、スクラムフェスも含め、オフラインイベントや対話することの効果や集まる場の重要性を強く感じました。
OST
次はスクラムフェス金沢のトリを務めるOST(Open Space Technology:参加者がテーマを持ち寄り、対話を通じて学び合う形式)です。多種多様な議論テーマが出されていましたが、特に印象深かったのは、筆者自身が参加した2セッションです。
ひとつは先ほどブースを訪問いただいた学生参加者の皆さまが提示したテーマ「学生にスクラムを叩き込んでほしい」というセッション。もうひとつが、そのテーマを受けて提案された「学生に叩き込むための大人の作戦会議」でした。
このスクラムフェス全体のテーマなんじゃないか?と思えるような、オフラインという場が生んだ興奮と熱狂とストーリー性がこの2セッションにはありました。大人たちがウンウン唸りながら議論し、創発的なアイデアが生まれた作戦会議セッションに続いて行われた「叩き込むセッション」がまた素晴らしく体験的でした。
学生さんたちのスクラムの疑問や悩みに答えていた仕組みが実はスクラムそのものだった、という体験学習型のワークショップセッションとして成立していたことに鳥肌がたちました。単なる知識の説明ではなく、身体的な体験が深い学びとして刻まれることを実感できたセッションでした。
今回の学び
今回のスポンサーで感じたことは、「非公式の交流」「ブースでの交流」「OSTでの体験」に共通していた「場」の力です。「場」は、単発の交流だけではなく交流どうしをつなげるものでもあります。いつもそこに場があることで、人が人を呼び、人や場に再びフィードバックされていくように感じました。このことは、自社のイベントやコミュニティ設計にも活かせそうです。
おわりに
DMM.com は3年連続のスポンサー、2年連続のブース出展をさせていただきました。
スクラムフェス金沢を企画運営してくださっている実行委員の皆さま、参加者の皆さまに心より感謝いたします。
私たちも技術広報の観点から「いつもそこにある場」をつくり、応援していきたい。そして、人が自然と集まり、話し、学べる場づくりを続けたい、と強く感じました。
私にとって今年のスクラムフェス金沢は、オフラインの場が対話を生み、その対話が新たな体験や気づきにつながることを実感した2日間でした。だからこそ、これからも「場」と「生の体験」の価値を大切にしていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
