24新卒技術研修奮闘記vol.2  ~研修開始から配属説明会まで~

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はじめに

こんにちは。
DMM.comで新卒エンジニアの採用・育成を担当している目黒です。

4月中旬に始まった技術研修が中盤に差し掛かっています。
前回の記事でもお伝えした通り、今回から研修を受けて間もない新卒メンバーがそのリアルな声をレポートしてくれます。

今回の担当はチームA(磯貝・小野・野中・平野・山本(暉))です!研修開始から配属説明会までの期間を担当します。

研修中のリアルな声をお届けするのは初めての取り組みで、私自身も新卒たちと一緒に連載を作り上げていく事にとてもワクワクしています。

チームA奮闘記 ~研修開始から配属説明会まで~

こんにちは、チームAです!
チームAでは下記研修内容の中で各々が印象残ったものをお伝えします。

  • 生成AI研修
    • LLMの安全性・倫理の理解とChatGPTを用いた業務効率化を体験
  • チームビルディング/振り返りレクチャー
    • チームの重要性を学び、小ディスカッションを通じて自己開示と振り返りを体験
  • 輪読(現場で役立つシステム設計の原則)
    • 良書を読み、チームメンバーそれぞれの多角的な視点から内容を理解
  • Webアーキテクチャ(nginx、Apache)
    • Web通信、主要なミドルウェア、クラスタリング、DB設計・チューニング方法の理解
  • ソース管理
    • Gitの内部構造、Git-flow/GitHub-flowを用いたリポジトリ運用の理解
  • 配属部門説明会
    • 2日間の説明会と個別の1on1で配属先の希望を決定
  • Web開発基礎
    • Webの基本知識、歴史、動向を網羅的に把握
  • 仮想化/ネットワーク基礎
    • 仮想化基盤の概念と要素技術の理解
  • コンテナ入門
    • コンテナ技術全般、Kubernetes基礎、Dockerの深掘り
  • MSP・DC見学
    • データセンター見学を通じてDMMインフラ部の役割・仕事内容を理解

生成AI研修

機械学習エンジニアの平野です。

昨今のAIの進化は、生活に大きな変化をもたらしています。特にOpenAI社の提供するChatGPTを始めとした対話型AIサービスは、我々の生活に広く浸透し始めています。
業務における課題解決・プログラミング補助から、英会話の練習相手、画像生成まで、多くの人々がこの便利なツールを日々の生活や仕事で利用しています。実際に大学の課題の補助やコーディング作業に利用している方も少なくないと思います。

一方で、これらのAIを学習させる際にはユーザーが入力したデータが使われます。この事実は機密性が要求されるビジネス環境では重大な問題になる可能性があるため、機密情報を入力しないように気をつける必要があります。
そのような背景を踏まえ、DMMでは会長が旗振り役となり、グループ会社であるAlogomatic社が運営する「シゴラクAI」を全社員向けに無料開放しています。シゴラクAIは、OpenAI社のChatGPTをベースに、ユーザーが入力した内容を学習データに使用しないように設計されています。そのため、社員は安心してAIの力を借りることができますし、実際に我々新卒も研修で重宝しています。

チームビルディング/振り返り研修

こんにちは、野上です。
私からは、チームビルディングと振り返り研修についてお話しします!

DMMでは多くのプロジェクトでそれぞれのチームが協力して開発しています。そのためチームが機能するために必要なことを各々が理解する必要があります。
チームビルディングと振り返り研修では、理想的なチームのあり方や、現状のチームをさらに良くする振り返り手法を学びました。

研修で特に心に残った、効果的な振り返りのマインドセットを紹介します。
それは、「振り返りの場では、チーム全員がベストを尽くしたことを疑わない」というものです。このマインドセットによって「問題を起こした人 vs チーム」ではなく「問題 vs チーム全体」という見方で議論できるようになります。
問題を個人に押し付けることなく、チーム全体で行動を改善する流れを生み出すことができるのです。

このマインドセットは、チームだけでなく個人の成長にも役立っています。
私の所属するチームAでは、メンバーそれぞれが個人で毎日振り返りを実践しています。そこでこのマインドセットを用いることで、仕組みや行動による改善方法を考えるようになりました。

この研修で学んだ知識やマインドセットは、配属後のチーム開発においても必要となるものです。その際には、チームを機能させるために、いちメンバーの立場から実践していきたいです。

Webアーキテクチャ/Web開発基礎研修

どうも、山本です。
私は、Web通信の仕組みやアーキテクチャに関する研修について触れたいと思います。

研修を通じて特に印象に残った点は2点です。

1点目はWebの三層モデルの理解です。
Webサーバ、アプリケーションサーバ、DBサーバの役割分担を学び、それぞれの連携方法を知ることで、Webページが表示される仕組みがよくわかりました。
さらに、ロードバランサーやキャッシュサーバの重要性についても学び、大量のアクセスを負荷分散する仕組みや、データを高速に取得する方法について理解が深まりました。

2点目は、パフォーマンスチューニングの重要性です。
Googleの実験データを引用して、表示速度がユーザーの利用率に大きく影響することを学びました。また、ISUCONのような競技形式の演習を通じて、具体的なボトルネックの特定方法や解決策を実践的に学びました。
これにより、Webサービスの高速化は重要であり、それが直接的に競争力強化やコスト削除に繋がることを実感しました。

DMMでは技術力だけでなく、実践的な経験を通じて成長できる環境が整っています。
今回の研修を通して、Webの基盤技術やパフォーマンスチューニングの重要性を深く理解でき、大変有意義な時間を過ごせました。

学んだ知識を業務で活かし、より効率的で高速な信頼性の高いWebサービスの提供を目指していきたいです。

インフラ研修

続いて、磯貝がDMMのインフラ研修を紹介します!

DMMではクラウド技術を活用しながら、独自のオンプレ基盤も運用しています。
サービスで使う以上、インフラ職に限らず、全ての職種において基盤の仕組みを理解しておくことが重要です。そこで、仮想化/ネットワーク基礎、コンテナ入門、MSP・DC見学では、インフラを支える技術について学びました!

研修を受けて特に印象に残ったことが2つあります。

1つ目は仮想化/ネットワーク基盤研修で講師の方から伺ったお話です。
講師の方は学生時代からAS番号を取得し、独自のネットワーク網を構築するほどのレベルで、プライベートで高度なお家サーバーを構築した話が特に面白かったです。
また、DMMとAWSの専用線接続やGCPとのBGP接続の話など、クラウドとの連携を見据えたオンプレ運用の話もしていただきました。

2つ目はDC見学です。
普段見られない場所を見ることができるため、雰囲気は小学校の社会科見学に近いかもしれません。実際にDMMのサービスが稼働しているサーバーや冗長化設備、非常時に備えた設備を見学することができました。
DMMの所有するサーバーの大きさに圧倒されるとともに、ここからいつも見ているコンテンツが配信されているのだと思うとワクワクが止まりませんでした!

配属説明会/配属希望1on1

配属パートを小野がお話しします。

私が特に印象的だったのは配属説明会です。
DMMでは、4カ月間の研修と並行して、配属部署説明会、1on1面談、見学会などを通じて、配属先を丁寧に決めることができます。ちなみに今年は32部署が配属先候補として上がっています。

説明会では部署の業務内容・チームの雰囲気・求める人物像などがスライドで説明されます。しかし、これだけでは分からないことも多いでしょう。やはり配属先の先輩方と話してみたい人も多いはずです。
DMMの配属フローはさらに続きます。
この説明会をもとに、一次配属希望調査が行なわれます。第5希望まで書くことができ、それ以外にも興味のある部署をいくつでも書けます。
そしてこの配属希望をもとに、配属希望を提出した部署と新卒エンジニアでの1on1面談が開かれます。この1on1面談では各部署のリーダークラスの方と直接お話できます!

1on1面談では、自己紹介に始まり、配属説明会で疑問に思った点、気になったことを質問できます。
現在、私たちはこの段階にあり、それぞれチームの方々にキャリアに関する相談や配属後の活動について質問しています。各部署との1on1面談を終えると、人事との面談のなかで、配属希望をすり合わせます。人事面談後に、最終配属希望を提出し、配属先が決定します!

おわりに

今年の研修は、新卒を6チームに分けています。
研修期間を6つに分け、今回のようにチームごとに新卒の声をお届けしていきます。

この記事に目を通していただく皆さんにDMMの新卒技術研修で何が学べるかを知っていただくことはもちろん、新卒メンバー自身が学んだことを言語化しアウトプットすることに積極的になるきっかけになれば嬉しいです。

引き続き、定期的に記事をアップしていきますのでお楽しみに!