怒涛のデザイナー修行!in金沢 新卒研修リポート

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こんにちは! 金沢南町のマルシオです。 数ヶ月前、DMM.comラボのデザイン本部にも新卒デザイナーが入社しました。 今回の記事では、先日まで行われていた激動の新卒合同研修を徹底リポートします!

修行のお品書き

東京本社、金沢事業所、金沢南町事業所の3つの拠点ごとに採用された新卒デザイナーは計10名。

合同で行われる研修で、デザイナーのイロハを徹底的に叩き込まれます。
東京採用の新卒デザイナーも金沢にやってきて、さあ、1ヶ月の研修のスタートです。

研修の内容は以下のとおり。

4週間みっちりとカリキュラムが組まれており、1ヶ月後の彼らの成長に期待がふくらみます。

デザインの修行(5days)

課題は「電子書籍のキャンペーン特設ページ(スマホ版)」の作成。
特設ページの目的やDMM独自のデザインルールを学んだら、各自ビジュアルデザインに入ります。
とはいえ、いきなりPhotoshopを起動するわけではありません。

ページの目的とゴールを自分なりに分析して……

手書きでサイト全体の設計図となるワイヤーフレームを作成して……

ここまできたらようやくPCでラフをつくって……

緻密な設計のもと、ビジュアルイメージをつくっていきます。

もちろん一人で進めるわけではなく、講師として常駐している先輩デザイナーにチェック&フィードバックをもらいながら最適解を探ります。
限られた時間で仕上げなければならないので、時間と自分の技量とやりたいことのバランスも考えねばなりません。

自分なりのベストができあがったら、初稿のお披露目と制作意図のプレゼンです。

講師からのきめ細かなレビューでは、構成やレイアウトはもちろん、フォントのセレクトやボタンのサイズなど細部までチェックが入ります。

講師:「ユーザーにとって必要なデザインか?」
「ユーザーをゴールに導くためのデザインか?」

自分だけでは気が付けない、他者からの視点でさらにブラッシュアップし、ビジュアルイメージを仕上げていきます。

コーディングの修行(9days)

ビジュアルイメージが固まったら、次はコーディング。web上でサイトを見える形に構築する作業です。

web、HTML/CSS、JavaScriptの基礎を座学で丸一日学んだら、自分がデザインした特設ページを実装していきます。
コーディングの修行にももちろん先輩フロントエンダーが講師として常駐。 随時きめ細かなコードレビューを入れてもらいながら、コードを書き上げていきます。

講師からの細かい指摘に、愛を感じずにはいられません。

入社前はコーディングの知識がほとんどなかったメンバーもいましたが、9日間、綿々と続くコードレビューのたまものでしょうか。
正しく、美しく、何よりもコンテンツの内容を正確に伝えるためのコードを書く意識が、新卒10名それぞれから感じられるようになりました。

コンセプトメイキングの修行(1day)

ここからは、最終課題を見据えた修行になります。
最終課題である自己紹介サイトを

講師:「誰のために?」
「何のために?」

つくるのか、座学&ワーク形式で徹底追求します。

自己紹介=自分を分かってもらうためのもの。
ということで、まずは自分ブランディングしていきます。

自分から連想するキーワードを思いつく限り挙げて、拡げて拡げて

行き詰まったら同期の皆に相談しながら、

「課題や目的を解決するブランディングになっているか?」講師に意見をもらい、

たまたま通りかかったデザイン本部担当役員も巻き込んで、

「自分」というブランドを固めていきます(=ブランディングコンセプト)。

講師:「もうちょっと自分を出してみよう」
「まだ自分を隠してる」
「失敗したら考えよう、そこから発想が生まれる」

講師からのアドバイスをもとに、「自分」を突き詰めて考えます。

講座の締めくくりは、皆の前でコンセプト発表。

  • ターゲット

  • 伝えたいこと

  • ターゲットにどう感じてもらいたいのか

  • そこからつながる最終的なゴール

をそれぞれ披露し、さあ、いよいよ修行の集大成に入ります。

最終課題(9days)

最終課題のテーマは、ずばり「あなたと仕事したくなっちゃうページ」。

ただの自己紹介サイトではなく、ターゲットがアクションを起こしたくなるような、コンセプチュアルなページをつくりあげていきます。

合同研修のスタートから約3週間、一つの部屋に集まり同じ課題に取り組んできた10人。
すっかり打ち解けて、お互いレビューしあったり、アドバイスしあったり。

そして、1ヶ月の研修の最終日。
いよいよ課題のプレゼンです。

動画の撮影も入り、この日は朝から緊張ムード。

持ち時間は一人5分。
たくさんの講師が集まり、質疑応答とレビューの時間もたっぷり設けられています。

ターゲット、ゴール、ロゴマーク、コンテンツ。それぞれの制作意図を説明していきます。

デザイナーにとってプレゼンも重要な能力の一つです。
この1ヶ月、研修で何度も人前でプレゼンしてきた10人。
1ヶ月前は頼りなかった発表も、それぞれの自信が、どことなく表情や立ち振舞に表れているような気がします。

講師:「ユーザーが『読んでくれるだろう』と期待するのは甘い」
「要素を詰め込みすぎて、伝えたいことがぼやけている」
「自分がつくったものがすべて。言い訳はしない」

講師からの厳しいフィードバックも、やがて血となり肉となるでしょう。

同期がつくったページを見るのもまた勉強です。

意味のあるデザイン」や「綺麗なコーディング」を意識する。
常に「ユーザー目線」でものをつくることができているか。

入社前には考えたこともなかったプロの視点が、いつのまにか少しだけ身についた1ヶ月。

まだまだ一人前とはいきませんが、たくましくなった新米デザイナーたちはそれぞれの所属先に巣立っていきました。

おまけ

配属されて2週間。
早速任された仕事で悩んだのでしょうか、他チームに配属された同期も集まっての相談タイム。

三人集まれば文殊の知恵! 新卒デザイナーたちのこれからが楽しみなマルシオでした。

次回の記事では、巣立ったばかりの新卒デザイナーから見た、研修リポートをお送りします。
お楽しみに!